
そんな方に向けて、40代以降の働き方として、どのような選択肢があるか解説していきます。
特に今のサラリーマン生活に不安や不満を持っている人には必見の内容となっています。
この記事で得られることは、次のとおりです。
- どのような働き方があるのかを知ることができる
- 自分のやりたいことを実現させるための働き方を見つけることができる
- 何をすれば働き方を変えられるのかを知ることができる
それでは、詳しく解説していきましょう。
目次
まずは働き方を変えたい理由を考えよう

40代以降の働き方を変えたい理由は人それぞれです。主に、次のようなものになるかと思います。
- 定年まで会社に縛られた窮屈な生活をしたくない
- 自己実現のために好きなことを仕事にしたい
- ワークライフバランスが取れる環境で家族との時間を増やしたい
- 定年前にはセミリタイアをして趣味の時間を増やしたい
これらを実現するために働き方を変える場合、何を準備すればよいのかを詳しく説明していきます。

会社に縛られない働き方をめざす

40代ともなると、仕事では中間管理職の多い年代です。上司と部下の板挟みで働くことが窮屈に感じるタイミングでもあります。
そのような状況で会社に縛られない生活をしている人は、次のような特徴があります。
- いつでも辞めることができる専門的なスキルを持っている
- 副業などで本業以外でも自分で稼ぐことができている
- いつ会社を辞めても数年生活できる資産を持っている
つまり、本業以外で「スキル」「お金」「仕事」を持っている人は、会社に縛られない生活がいつでもできる状態です。
その3つの力がなぜよいのか、次に説明します。

手に職を持つ(スキル)
デザイナーやシステムエンジニアなどの手に職を持つ人たちは、転職市場においては常に需要がある存在です。
自身の技術をメンテナンスし続けていれば、定年後も収入を得ることもできます。
このようなスキルがあれば転職だけではなく副業も有利に進められるので、金銭面でも余裕を持つことができます。
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自分で稼ぐ力をつける(仕事)
副業が本業以上に稼げる状態になるといつでも辞められるので、サラリーマンとして無敵です。
実際に、フリーランスとして独立してしまえば、定年までサラリーマンとして働き続ける必要はありません。
うるさい上司や面倒な部下もいません。自分の裁量で仕事を進めることができます。
今の時代は、スキルがなくても社会人経験さえあれば始められる副業がたくさんあります。
まずは副業でスキルや実績をためていって、慣れてきたらフリーランスをめざしましょう。
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生活防衛資金を貯めておく(お金)
2~3年働かなくても充分に生活ができるくらいの生活防衛資金を持てば、精神的な余裕が生まれます。
生活防衛資金があれば、会社を辞めても転職するための猶予を充分に作ることができます。
もし会社を辞めず不要になったとしても、投資資金として運用すればセミリタイアをめざすことも可能となります。
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ワークライフバランスを重視した働き方

20代30代で仕事を頑張ってきた人や、そろそろ昇給や昇進も頭打ちかと考え始めると、ワークライフバランスを重視した働き方にシフトしたくなるものです。
ワークライフバランスを充実させるためには、まずプライベートの時間を増やす必要があります。そのために、出来ることは次のような内容となります。
- 上長に相談して働き方の理解を得る
- テレワークで働く
- セミリタイアをする
これらを実現するためには転職や金銭的な条件なども影響してきます。
しかし、一昔前と比べると実現のハードルはとても低くなっているので、諦めずにチャレンジすれば条件を満たせる可能性は高いです。

上長に相談して働き方の理解を得る
同僚との人間関係や福利厚生もよく、長時間労働だけがネックという場合は相談するのが一番です。
単にこちらの要望を伝えるだけではなく、そのような条件下でどのようなパフォーマンスを出せば納得してもらえるのかを相談しましょう。
一方、断られて肩身が狭いまま働き続けるのもつらそうであれば、事前に転職サービスで自分の価値を調べておいた方がよいです。
無理に自分自身を追い込まず、精神的に余裕をもった状態で相談してみてください。
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テレワークで働く
ここ数年でテレワークを取り入れている企業が増えてきているため、転職時の条件としてテレワークをいれる人が増えています。
テレワークを取り入れることによる時間的メリットは次のとおりです。
- 通勤時間が削減できる
- 身支度の準備時間も短縮できる
- 会議中にこっそり作業を進めることができる
- 飲み会などに付き合う時間がなくなる
プライベートの時間が増えるのはもちろん、副業にその時間をあてる人も増えています。
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セミリタイアする
金銭的に余裕がある人は、セミリタイアという選択肢もあります。
働く時間が減ることで給与も減るのですが、減った分の給与は株式からの配当金や不動産投資による家賃収入で補います。
銀行預金を一生懸命してきた人や、次のように資産が手に入る機会があった時にはチャンスです。
- 数千万円の銀行預金を持っている
- 親からの相続によりまとまったお金が入る
- リストラによる希望退職の対象者になっている
40代で3000万円以上のお金があれば、充分にセミリタイアは可能です。
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まとめ
この20年間の平均年収はアメリカが80%増えたのに対して、日本は5%下がっています。また、所得税や消費税などの増税で、使えるお金は減るばかりです。
一方、働き方はコロナを機に、副業やテレワークを許可する会社が増加傾向にあります。みずほ銀行などの大手企業も週休3日制を採用し、副業で稼ぐことを推奨しています。
このような状況で、副業が許可されていない会社で働くことは、よほど待遇がよくない限りデメリットしかありません。
40代ともなると、働き方を変えるチャンスはそう何回もありません。
現状に不満を持っているのであれば、これを機に働き方を変える行動しはじめてみてください。
